蓄熱暖房機について
我が家には蓄熱暖房機というものが設置されています。
蓄熱暖房機ってあまり聞きなれない方もいるとは思いますが、言葉のままで蓄熱する暖房機です。
暖房機の種類には、よく聞くのがエアコン、ストーブ、ヒーターなどが一般的かと思います。
我が家では家を建てるときに選んだのが蓄熱暖房機でした。
この蓄熱暖房機は仕組みが簡単です。
箱の中にレンガが入っていて電気の安い時間帯の夜間にレンガを温めます。
そして、寒い時間帯はファンの力を借りてレンガの熱を放出するという仕組みです。
それ以外の時間帯は基本輻射熱で家を暖めます。
我が家ではこの暖房機を床下に配置しています。
なので床下が通常より深い!
暖房器具を入れるために深くしたのです。
床下に配置する利点は、床下には24時間換気システムがあるために床下の空気が家全体に回ります。
そして、1Fでは床暖房のように床が暖かくなるのです。床下も乾燥するために木材には効果的です。
さすがに2Fまで温める力がないので2Fには別途1台設置しています。
床下には合計3台設置しています。
この蓄熱暖房機で寒い嬬恋の冬を過ごしていくのです。
使用し始めるのが、毎年11月入ってから検討し始めます。
もともと我が家は建てるときに高気密で建てているために基本、寒くはありません。
本格的に使うのが12月からです。
そして終わりが4月下旬ないし5月上旬です。
温度設定・時間設定をしていれば勝手に稼働します。
また、構造・仕組みが簡易なために故障がありません。(今のところ)
床下に配置したことによって1Fを無駄なく使えます。自然な暖かさです。
とメリットばかりのような感じの蓄熱暖房機ですが、デメリットもあります。
一番のデメリットは、ファンヒーターやエアコンのようにすぐにはあったかくなりません。実感するまで数日かかります。
寒い地方では結構見られる蓄熱暖房機です。床下だけでなく床上に設置も可能です。
家を建てるときに何かの参考になるといいです。